株式会社ダイヤモンドプロジェクト

事例紹介

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下から上へのコンクリートレントゲン撮影

上下階の間のスラブを
事前にレントゲン探査を行った上でコア抜きして欲しい

という工事のご依頼をお電話でいただき
早速現場に行ってきました。

 
スラブをレントゲン探査する際には、
通常は上階にエックス線照射器を設置して、
下階の天井部分に撮影用のプレート(フィルム)を貼り付けて
撮影を行います。

 
ですが、今回の現場では、
下階は十分なスペースがあるものの
上階は狭くレントゲンの機器を設置するのが困難でした。

 
そのため、下階でエックス線照射器を上向きに設置し、
上階はプレートを貼るだけにしました。

 
↑の写真、ちょっと分かりづらいですが、
下階でエックス線照射器を上向きに設置しています。

 

そしてこちらが上階です。
こちらの現場ではスラブからの高さ約70cmのところに棚板があり
上階にエックス線照射器をセットする事ができませんでした。

 

上階の施工箇所が狭い場合は、
今回のように下階から上階へのレントゲン撮影も可能ですが、
この時ご注意いただきたい事がございます。

 
それは、天井板などがついたままだと
それらの吊り金具やボルトなどが写ってしまう事です。

 
ですので、
下階からエックス線を照射してのレントゲン探査が必要な場合は
可能であれば事前に天井板などの撤去をお願いします。

 

下階からのレントゲン探査について
気になる点などございましたら
ダイプロまでお気軽にご相談ください。

コンクリートレントゲンでの魔法

コンクリートのレントゲン探査の際に特に多い天井裏での作業

このような狭い場所はなかなか入って作業することは困難です

 
しかし!

ある魔法をかけることにより
隙間をすり抜け作業することが可能となります

 
ガリガリガリクソン!!!

 
なんということでしょう!

胸が引っ掛かり隙間から入れなかったハズが
魔法によりこんなにも簡単にすり抜け
作業することができるようになったではありませんか

 
狭く作業困難な場所での作業をご希望の場合は
この魔法を合言葉に
お電話orメールでご連絡頂ければ作業を承ります

コンクリートの内部調査

既存のコンクリートの構造物に
何らかの理由で穴あけ工事を実施する場合
事前にコンクリートの内部を調査する方法があります。

コンクリートの内部調査

コンクリート中を調査する

いわゆるレントゲン検査というものですが
病院で行うレントゲン検査と一緒で
コンクリートの背中側にフィルムを貼り付け
コンクリート正面から放射線を当てて
内部の鉄筋や配管などを調べることができます。

放射線をあてる

コンクリートのレントゲン検査

基本的にコンクリートの厚み30cm程度までは見ることが可能です。
裏側にデッキプレートがあっても大丈夫です。

弊社の使用するレントゲン機械は
建設業界ではまだ希少なデジタルレントゲン機なので
写したデータをメールで送ることが可能です。

CRの機械

レントゲンのデジタル機械

一般的なフィルムタイプのレントゲンだと
原本が1枚しか取れず、お客様に提出した場合
手元に残りません。
紛失や劣化なども起こりえるので
これからの時代はデジタルの方が便利かと思います。

コンクリートの内部調査において
何かご不明な点などございましたら
お気軽にお問い合わせください。

コンクリートのレントゲン探査

最近コンクリートレントゲンの引き合いが着実に増えてきています。
これも安全・安心を求める世の中の流れなのでしょうかね。

01.床のレントゲン 床のレントゲン撮影

コンクリートを切断・削孔する際に
コンクリート内部にある電気配線や配管、鉄筋などを誤って切断してしまい
その補修に想定外の費用と時間がかかる・・・
という事態は避けたいものですね。
そこで登場するのがコンクリートレントゲンです。

02.壁のレントゲン壁のレントゲン撮影

コンクリートレントゲンにより、内部の電気配線や鉄筋などの状況を把握し
それらを誤って切断してしまう事による損失を未然に防ぐ事が出来ます。

レントゲンの性質上、探査可能なコンクリートの厚さは約30cmまでになります。
また、表側と裏側にそれぞれエックス線発生器とプレート(フィルム)を
セットしなければならないため、表裏両面に作業スペースが必要です。
特にエックス線発生器は探査するコンクリートから約1m離したところに
セットする必要があるため十分なスペースが必要となります。

03.位置合わせ エックス線の照射位置の調整

コンクリートレントゲンによる探査が難しい場合でも
鉄筋探査機による探査が可能な場合がありますが
鉄筋探査機では電気配線や配管、細い鉄筋などは判別が難しく
どうしてもコンクリートレントゲンと比べて精度は落ちてしまいます。

コンクリートレントゲンによる探査が可能かどうかも含め
ご相談などございましたらお気軽にご連絡ください。

コンクリートX線探査

改修工事で穴あけ工事が必要になったときに
コンクリートX線探査することにより
内部の鉄筋や埋設物を検査することができます。

今回の工事は、マンションの縦配管を通すため
各階の床に100Φでコア抜きをするためのX線探査です。

コンクリートx線探査

穴あけ工事前にコンクリートの内部を調査する。

上記の写真は床に向けて
X線装置をセットしている写真です。

透過できるコンクリートの厚みは約30cmくらいまで
それ以上になるとだんだんと薄くなり
見えずづらくなってきます。

X線のフィルム

下階から天井に向かってX 線フィルムを設置

上記の写真は、下の階から天井に向かって
イメージングプレートという
照射機からX線を受けるシートをセットしているところです。

天井の場合、支え棒のようなものを利用してセットします。
壁の場合は、ガムテープ等で貼り付けて作業します。

デジタルレントゲン装置

建設業ではまだ数少ないデジタルレントゲン装置

弊社のレントゲンは、医療機関で利用されている
デジタルレントゲン装置ですので
JPEGでもPDFでも、画像をパソコンで送ることができます

また、現像するための装置を
現場まで運ぶこともできますので
車が近くに停められない現場でも
作業は可能となります。

コンクリートのX線探査でご質問などございましたら
お気軽にご連絡ください。

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