東京都文京区にて、ビルの基礎部を解体中に
振動や騒音による近隣からの苦情で工事がストップしてしまいました。

重機解体
コンクリートの解体方法として、一番多く行われている方法は
上の写真のようなジャイアントブレーカーでコンクリートを叩き壊す方法です。
一番簡単で、手っ取り早く、工事費も安く済みます。
しかし東京都内や、近隣が密接している地域では
騒音や振動が大きいため、近隣の住人からすれば
かなり迷惑な工事かもしれません。

近隣への配慮を怠り、苦情を無視して工事を進めることはできません。
できるだけ近隣と仲良く付き合いながら
解体工事、建築工事をすすめていけることが理想的です。

解体業者に呼ばれ、残りの工事を低騒音、低振動で行えるよう
現地調査をし、できるだけ静かに、早く、低予算での工事を考えます。

地中梁
上の写真のような地中梁は、非常に鉄筋が多いので
ワイヤーソーで5分割程度に切断してから
バースターで破砕していこうと考えてます。

ウォールソーでの壁切断
壁の部分は、厚みが30cmほどなので
ウォールソーで分割し、倒してからニブラで噛み砕く方法で行います。

施主側の予算も考え、近隣への騒音や振動の配慮も考え
なるべく早く、安く、静かに工事を終えるよう、最適な方法を考えます。