東京都千代田区にて
ビルの7Fの天井、8Fの床に開口をあけ
階段をつくる工事を請け負いました。

床を剥がした状態

こういった工事の場合、
「ウォールソー」か「連続コア」という選択になります。

ウォールソーのメリットは、切断面は真っ直ぐ切れますから
あとのハツリ作業が無く、キレイな切断ラインになります。
しかし、水の量が多いので、水養生、水処理が大変です。

連続コアのメリットは、水を絞っても削孔可能なので
水処理がウォールソーよりも楽です。

今回は、人が住んでいる室内の開口だったので
連続コアにて作業をしました。

床開口連続コア

電気の管と、水道管が走っていたので
一部連続コアができませんでした。
下の階に水が行ってしまうので
1本だけ抜いて厚みをはかり
5mm手前でコア抜きを止め
最後に吊り金具を使いながら
上の階にブロックを引き上げます。

連続コア終了

配管部分を残し、連続コア抜きが終了です。
この後配管を、別のルートに取り回し
階段を設置する工事に入ります。