内径8000mmの円形のハンドホール内に
下水の新しい管を引き込むため
厚さ1000mmのコンクリート壁に
1300mm×1500mmの開口を連続コアボーリングにて開けました。

壁の解体

連続コアボーリング

コンクリート壁がRになっているので
機械のセットも難しいのですが
壁の裏側に分厚い鉄板がくっついていたため
かなり時間のかかる作業になりました。

壁の奥の鉄板

壁の奥に分厚い鉄板がくっついていました。

コアボーリングでコンクリート内部の鉄筋は切れますが
これだけ分厚い鉄板を切断するのは大変困難です。
今回は鉄板まで刃を入れて
コンクリートが付着して取れない部分は
ハツリ作業で壊すことになりました。

連続コアボーリング

連続コアボーリングによる壁開口

こういった大きなコンクリートに開口をあけるときや
壁の後ろに回れないような場合は、連続コアが有効です。
それぞれの現場に応じて、適正な工法があるので
何かご不明な点などございましたら、お気軽にご連絡ください。