株式会社ダイヤモンドプロジェクト

事例紹介

静的破砕(バースター工法)

神奈川県横浜市にて、コンクリートの静的破砕を行いました。


ダイプロで今もっとも力を入れている工事が
バースター工法による静的破砕工事です。
大きなコンクリート基礎や、擁壁が出てきた現場で
ジャイアントブレーカーなどで壊していたら
近隣からの苦情で、工事が中断してしまったようなときには


160Φのダイヤモンドコアでコンクリートに穴をあけ
そこに油圧式のバースターのシリンダーを入れ圧力を上げます。
鉄筋が入っていても、250tの圧力で開いていきます。


ヒビが開きはじめたら、見えている鉄筋をガスで切断しながら
さらに大きく開いていきます。
ユンボなど重機との相判作業で、効率よく静的破砕が可能です。

石積み擁壁のカッター入れ

横浜市青葉区にて、石積み擁壁のカッター入れ(ウォールソー)をしました。

ダイヤモンドカッター
ダイプロでは最大80cmまで、ダイヤモンドカッターを入れることができます。
80cm切れる刃というと、半径で85cmはあるので
直径170cmの巨大な刃となります。


こちらはHILTIのウォールソーで、今回は38cm刃を入れました。
このタイプは動力200vを使用します。
こういった電気や、水のない宅地造成地などでは
水タンクと発電機の積んだトラックを用意致します。

ひとやすみ

ダイプロには、がいます。
今年で3歳になりますが、この渋い顔。。。


名前は「一休(イッキュウ)」くん
チワワ + ダックス = チワックス と言われてます。
非常におとなしく、人なつっこい性格で、みんなを癒してくれます。

何を考えているのでしょうか・・・

壁 穴あけ

神奈川県川崎市にて、600Φの配管を通すため
壁に800Φの穴あけを160Φの連続コアで行いました。


800Φという刃もあるのですが
直径80cmの刃というのはとても重くて
油圧のマシーンを使ったり、抜いたコアもとても重くて
結局抜いたあとに、ハツリなどで壊さなくてはいけなかったり
いろいろと大掛かりになってしまうので
大きな穴をあけるときは、できるだけ連続コアをおすすめしています。


一般のコンクリート住宅や、マンション穴あけ工事も請負います。
何かご質問や、ご不明な点がございましたら
お気軽にお問い合わせください。

バースター工法によるL型擁壁の分割

東京都品川区にて、L型擁壁の切断撤去工事を請け負い
ワイヤーソーで切断予定だったのですが
バースター工法にて、分割し撤去しました

バースター工法

前段取りとして、分割後に撤去するための吊り穴と
L型擁壁の壁の部分を、垂直に160Φのコア抜きをして
バースターのシリンダーを入れる穴を床に2箇所あけました。

バースターによる破砕状況

バースターは1つのシリンダーあたり約250tの力で開くことができます。
弊社の使用しているバースターユニットは、「株式会社パワーラム」製のマシーンです。
シリンダーの数を増やせば増やすほど、力は分散されることなく
500t・・・750t・・・1000t・・・と、どんどんパワーアップしていきます。

鉄筋切断状況

細い鉄筋は引きちぎりますが、丸棒や、太い鉄筋はガスで切断します。
コア穴に鉄板とシリンダーを入れ、開いては鉄板を追加し
亀裂を広げていって、ガスで切断します。

ブロック撤去状況

バースター工法のもう一つのメリットは、切断したブロックの地切りができることです。
ワイヤーソーやウォールソーなどの切断のみですと、地切りができないため
作業半径ギリギリの重量物は、レッカーで無理をしなければいけないときもあります。

バースター工法によるブロック撤去

バースター工法は、レッカーを使う前に地切りができるため
撤去当日のレッカーへの負担を軽くし、作業時間を短縮できます。
弊社が今、もっともお勧めする静的破砕方法です。

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