バースター工法とは?
バースター工法とは、コンクリート構造物を静かに壊す静的破砕工法です。
おもに地中基礎や厚みのある壁や床のコンクリートを解体する際に、重機との相判作業で力を発揮します。
最大で250tの圧力でコンクリート構造物にクラックを入れることができるため、静的破砕工法として、近隣への騒音の配慮が必要な現場で取り入れられることが増えています。基本的に鉄筋は切断できませんが、細い鉄筋や鉄筋の入っている位置によっては引きちぎってしまいます。
また、屋内でのハツリの補助として必要とされる現場も増えています。
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160Φと110Φの2種類のコア穴がある
160Φコア穴でのバースターが主流ですが、コンクリートの薄い壁や薄い土間のときには110Φでやるのも効果的です。どちらの場合も鉄筋探査を使って鉄筋がクロスしているところを狙ってコア抜きすると割れやすくなります。