株式会社ダイヤモンドプロジェクト

バースターによる静かな解体

  東京都品川区にて、L型擁壁の切断撤去工事を請け負い
ワイヤーソーで切断予定だったのですが
バースター工法にて分割し撤去しました。

バースター工法 前段取りとして、分割後に撤去するための吊り穴と
L型擁壁の壁の部分を、垂直に160Φのコア抜きをして
バースターのシリンダーを入れる穴を床に2箇所あけました。

バースターによる破砕状況 バースターは1つのシリンダーあたり約250tの力で開くことができます。
弊社の使用しているバースターユニットは、「株式会社元機製」のマシーンです。
シリンダーの数を増やせば増やすほど、力は分散されることなく
500t・・・750t・・・1000t・・・と、どんどんパワーアップしていきます。

鉄筋切断状況 細い鉄筋は引きちぎりますが、丸棒や、太い鉄筋はガスで切断します。
コア穴に鉄板とシリンダーを入れ、開いては鉄板を追加し
亀裂を広げていって、ガスで切断します。

ブロック撤去状況 バースター工法のもう一つのメリットは、切断したブロックの地切りができることです。
ワイヤーソーやウォールソーなどの切断のみですと、地切りができないため
作業半径ギリギリの重量物は、レッカーで無理をしなければいけないときもあります。

バースター工法によるブロック撤去 バースター工法は、レッカーを使う前に地切りができるため
撤去当日のレッカーへの負担を軽くし、作業時間を短縮できます。
弊社が今、もっともお勧めする静かな解体方法です。
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