今回は道路カッターのご紹介

道路カッターなのですが、
ダイプロでは道路切断の他に
RC橋の床版や、建物の床、耐圧版なんかを
切断する依頼も多くあります。

 
道路カッターは、エンジン式で、
コンクリートの切断に関しては、おそらく最速!
50㎝の厚みまでは、自社で施工が可能です。

簡単そうに書いてますが、
30㎝以上のコンクリートを切る作業は、
なかなか大変なものです。
特に建物や橋梁は、鉄筋が多い事と、
壁や凸凹に阻まれて、大きな機械を据える事が
難しい場合もあります。

先ずですが、カッターを走らせる場合には、
床が平坦で、起伏が無い状態を作る必要があります。

 
解体現場では、ガラや廃材をどけて、
綺麗にしてから作業に入ります。
最速のカッターと言えど、
厚みのある躯体は、一撃では切れません。
10㎝くらいの深さまで切れるブレードを使い、
25㎝で後追い、38㎝で後追い、50㎝でfinish!
という具合に、ブレードを徐々に大きくしていくので、
同じところを同じ線上で何度も走る必要があります。
なので、切った線にガラが挟まったり、
同じ角度でブレードを入れないと、
先行切りの甲斐も無く、ブレードが噛み込んで
取れなくなってしまうケースもあります。

 
これが50㎝ 取りつける時は、
約600㎏の機械をぐわっ!と持ち上げて、
着けるので、迫力があります。

大きくて重たい機械なのに、カッターの線幅はわずか5㎜
そこに、何度も大きなブレードを入れていくので、
熟練工の成せる技!ですよね~

解体重機の大きさに合わせて、
マス目に切断して振動や粉塵を抑えた解体工法となります。

機械が大きいので、切れない部分は出てきます。
そういうところは、得意のコア抜き♪

広いところは素早く、狭いところも丁寧に。
切残しのないように、しっかり施工をします!

以上、ダイプロのコア(核心)
道路カッターの紹介でした。