最近コンクリートレントゲンの引き合いが着実に増えてきています。
これも安全・安心を求める世の中の流れなのでしょうかね。

01.床のレントゲン 床のレントゲン撮影

コンクリートを切断・削孔する際に
コンクリート内部にある電気配線や配管、鉄筋などを誤って切断してしまい
その補修に想定外の費用と時間がかかる・・・
という事態は避けたいものですね。
そこで登場するのがコンクリートレントゲンです。

02.壁のレントゲン壁のレントゲン撮影

コンクリートレントゲンにより、内部の電気配線や鉄筋などの状況を把握し
それらを誤って切断してしまう事による損失を未然に防ぐ事が出来ます。

レントゲンの性質上、探査可能なコンクリートの厚さは約30cmまでになります。
また、表側と裏側にそれぞれエックス線発生器とプレート(フィルム)を
セットしなければならないため、表裏両面に作業スペースが必要です。
特にエックス線発生器は探査するコンクリートから約1m離したところに
セットする必要があるため十分なスペースが必要となります。

03.位置合わせ エックス線の照射位置の調整

コンクリートレントゲンによる探査が難しい場合でも
鉄筋探査機による探査が可能な場合がありますが
鉄筋探査機では電気配線や配管、細い鉄筋などは判別が難しく
どうしてもコンクリートレントゲンと比べて精度は落ちてしまいます。

コンクリートレントゲンによる探査が可能かどうかも含め
ご相談などございましたらお気軽にご連絡ください。