バースター工法は鉄筋の配列や太さ本数などによって
コア穴の位置や深さ、本数などが変わって来ます。
穴さえ空ければ、どんなものでも割れるわけではありません。
割る方向や割れ方などもマチマチなので
現場を見て、経験上で施工位置の提案はできますが
実際はやりながら調整していくしか方法はありません。
今回は柱なので、太い鉄筋が大量に入っていました。
バースターを使うことによって、鉄筋のカゴの中を
グチャグチャにすることは出来ましたが
これ以上は割れていきません。
重機での解体の補助的な役割として
バースターを使うこともオススメしています。
写真のような丸い柱では、ニブラで噛もうと思っても
滑ってしまい噛めませんので
こういったコア抜き&バースター工法の引き合いが増えています。