エレベーターを新設するに当たり、
シリンダーカバーを挿入するために
φ600、深さ1100mmの開口が必要との事で、
弊社に工事のご依頼をいただきました。

 

φ600の刃もありますが、それですと有効長が500mmしかなく、
今回のように深さ1100mmには対応できないため、
φ160の連続コアで外周をぐるっと施工します。

 

更に、こちらの現場では深さ500mm程のところで
コンクリートが一旦切れているため、
まずは手前のコンクリートから施工し、
削孔完了後にコアガラを取り除いていきます。

 

手前のコンクリートを全て取り除いた後、
更に深さ1100mmまでコア抜きと掘削を行います。

 

こうしてφ600の開口が完了しました。

 

今回のように、
通常のコアビット(刃)では対応できないような大きな径を作る場合、
外周を連続コア抜きでぐるっと抜いて花びら型に開ける事が可能です。

 
仕上がりの都合などで花びら型だと良くない場合は、
大口径のコアビットとハツリなどで対応したり、
ワイヤーソーやウォールソーで四角に開口したり、
可能な範囲でご要望に近い形をご提案致します。

 
コンクリートの開口が必要な場合も
是非一度ダイプロまでお問い合わせください。