地下工事の際に、掘り進める作業の漏水を止めるための
凍結工法という工法があります。
簡単に説明しますと
地盤に凍結管を入れる事で
漏水だけでなく地盤ごと凍結させてしまう工法です。
凍結工法コア抜き
凍らせた地盤へ160Φの連続コアを実施しました。
コア抜きには基本的に切断水が必要ですが
切断水がすぐに凍る事はなく
施工は順調に進みました。
コアガラ
コンクリート厚い壁や厚い床
1m~3m以上などの土木工事のコア抜きは
弊社が最も得意とする工事なので
施工方法などでご不明な点などございましたら
お気軽にお電話ください。
バースター工法は鉄筋の配列や太さ本数などによって
コア穴の位置や深さ、本数などが変わって来ます。
地中基礎のバースターの壊し方
穴さえ空ければ、どんなものでも割れるわけではありません。
割る方向や割れ方などもマチマチなので
現場を見て、経験上で施工位置の提案はできますが
実際はやりながら調整していくしか方法はありません。
シリンダーヘッドの挿入
今回は柱なので、太い鉄筋が大量に入っていました。
バースターを使うことによって、鉄筋のカゴの中を
グチャグチャにすることは出来ましたが
これ以上は割れていきません。
柱の静かな解体
重機での解体の補助的な役割として
バースターを使うこともオススメしています。
写真のような丸い柱では、ニブラで噛もうと思っても
滑ってしまい噛めませんので
こういったコア抜き&バースター工法の引き合いが増えています。
電柱の基礎や、街路灯の基礎など
道路脇の基礎を解体する際に
夜間工事や、住居が近い場合などに
工事の騒音が問題になることがあります。
電柱基礎解体
できるだけ静かな工法で解体工法で
振動が無く、ホコリも出ないような解体工事が
コア抜きとバースター工法を使えば可能になります。
鉄筋が無い、もしくは少ないコンクリートの躯体の場合は
割りたいと思う方向にキレイに割れます。
鉄筋が多い、鉄骨や鉄管が入っているような躯体ですと
割れ方は読みづらいところもありますが
過去の経験、実績をもとに穴の位置を決め解体します。
電柱基礎
コア抜き&バースターでは、必ず水と電気が必要となります。
電気は動力200V、水は川の水やたまり水でも構いませんが
切断後のノロ排水の処分には配慮が必要となります。
ご不明な点などございましたら、お気軽にご連絡ください。
コンクリートを切る方法には色々な方法があります。
ダイヤモンドカッターを使って切断する
ウォールソーイング工法というのも1つの方法です。
HILTI
湾曲したコンクリートの切断の際は
ウォールソーを走らせるレール部分が
コンクリート面から離れているタイプのウォールソーがオススメです。
HILTIウォールソー
海外メーカーも、国内メーカーも
さまざまなメーカーがウォールソーを出しています。
機械の大きさや、切るスピード、セットの仕方など
現場に合わせ、使用する機会を提案致します。
お電話でも、メールでもお気軽にお問い合わせください。
階段の手すり壁を3cmだけ薄くしたいとの要望があり、
ウォールソーイング工法で薄くする部分の切断を行う事になりました。
ウォールソー施工前
ガイドレールを設置できるだけの幅やバックスペースがあれば
ウォールソーを用いた切断が可能です。
ウォールソー施工中
湿式のウォールソーイング工法では切断に際して水を使うため、
現場によっては養生が必要になります。
ウォールソー施工後
今回の現場では鉄筋にも当たらなかったため
スムーズに作業を進める事が出来ました。
現場の状況によって施工方法も変わってきますので、
まずはお気軽にご相談下さい。