株式会社ダイヤモンドプロジェクト

事例紹介

機械基礎のハツリ補助のためのコア、バースター

機械基礎のハツリ工事を予定しているお客様より、

現場都合でエアーコンプレッサーを使ってのハツリが出来ず
電動ピックでのハツリ作業を行う必要があるため、
ハツリの補助としてコア抜き&バースターをお願いしたい。

というご依頼がありました。

 
電動ピックでのハツリ作業は、
エアーコンプレッサーを使っての作業に比べて
音や振動は抑えられるものの、
その分作業効率が悪く時間が掛かります。

そのため、時短の一環で事前にコア抜き&バースターで
割って欲しいという事でした。

 

こちらは施工前(現調時)の様子です。
奥の方に立ち上がっている機械基礎の右半分を解体します。

 

少し話が飛びますが、機械基礎の右半分にφ160のコアを抜きました。

 

バースターのシリンダーと当て板です。
これらをφ160のコア穴に入れます。

 

バースターのシリンダーと当て板を重ねあわせて
コア穴の中に入れました。

 

バースターのシリンダーのピストンが
機械基礎を内側から押し広げて割っていきます。

 

全てのコア穴にバースターのシリンダーを入れ
割って行くとこのようにクラック(ひび)が多数入ります。

 

バースターによる施工後の機械基礎はボロボロになっているので、
大きく割れて手で持てないサイズのガラだけをハツって壊せば良いので、
この後のハツリ作業の時間は大幅に短縮されました。

 
このように、バースター工法はハツリを始め
重機のブレーカーなどの補助としても効果を発揮しますので、
ハツリやブレーカーなどによる破砕の進みが悪い際には
是非一度ダイプロまでご相談ください!

下から上へのコンクリートレントゲン撮影

上下階の間のスラブを
事前にレントゲン探査を行った上でコア抜きして欲しい

という工事のご依頼をお電話でいただき
早速現場に行ってきました。

 
スラブをレントゲン探査する際には、
通常は上階にエックス線照射器を設置して、
下階の天井部分に撮影用のプレート(フィルム)を貼り付けて
撮影を行います。

 
ですが、今回の現場では、
下階は十分なスペースがあるものの
上階は狭くレントゲンの機器を設置するのが困難でした。

 
そのため、下階でエックス線照射器を上向きに設置し、
上階はプレートを貼るだけにしました。

 
↑の写真、ちょっと分かりづらいですが、
下階でエックス線照射器を上向きに設置しています。

 

そしてこちらが上階です。
こちらの現場ではスラブからの高さ約70cmのところに棚板があり
上階にエックス線照射器をセットする事ができませんでした。

 

上階の施工箇所が狭い場合は、
今回のように下階から上階へのレントゲン撮影も可能ですが、
この時ご注意いただきたい事がございます。

 
それは、天井板などがついたままだと
それらの吊り金具やボルトなどが写ってしまう事です。

 
ですので、
下階からエックス線を照射してのレントゲン探査が必要な場合は
可能であれば事前に天井板などの撤去をお願いします。

 

下階からのレントゲン探査について
気になる点などございましたら
ダイプロまでお気軽にご相談ください。

コンクリートレントゲンでの魔法

コンクリートのレントゲン探査の際に特に多い天井裏での作業

このような狭い場所はなかなか入って作業することは困難です

 
しかし!

ある魔法をかけることにより
隙間をすり抜け作業することが可能となります

 
ガリガリガリクソン!!!

 
なんということでしょう!

胸が引っ掛かり隙間から入れなかったハズが
魔法によりこんなにも簡単にすり抜け
作業することができるようになったではありませんか

 
狭く作業困難な場所での作業をご希望の場合は
この魔法を合言葉に
お電話orメールでご連絡頂ければ作業を承ります

狭いスペースでのワイヤーソー切断

足場や海上での作業の場合、
十分な作業範囲が確保出来ず、
通常の方法ではワイヤーソーの機械を設置出来ない事があります。

そのような時は、
ワイヤーの角度を変換する治具を使用する事により、
限られたスペースでもワイヤーソー切断工事を行う事が
可能となります。

こちらは海に立っている柱を
海面の少し丈夫で水平方向に切断する工事です。

 

斜めから見るとこのようになっています。
鉛直方向に巻いているワイヤーが海面近くで
水平方向に変換されているのが分かりますでしょうか?

 

念のため上からのショットも。

 

このような変換治具を使用しての施工の可否は
状況によって変わりますので、
狭いスペースでの切断作業の際には
まずは一度ダイプロまでご相談いただければと思います。

床の既存開口の拡幅工事

床の楕円形の既存開口を拡幅し長方形にしたい

とのご要望があり、現場に行って参りました。

 

こちらが既存の開口(施工前)です。
便器みたいにも見えますがこちらはトイレではありません。
そして、開口の外周にグルっとスポンジを巻き入れていますが、
これはノロ水(削孔水)が下に漏れないように養生したものです。

 

そして、いきなり施工後です(^_^;
既存の開口の周囲をコア抜きし、ハツリでバリを取り、
またデッキプレートもあったためセイバーソーで切断しました。

 
こちらの現場では既存の配管を残す必要もあったため
破損しないよう慎重に作業を進めました。

 
既存の開口の拡幅は、
現場の状況によって様々なやり方があります。

壁か床か?
開口のサイズや厚みはいくつか?
水を使用した施工は可能か?

お問い合わせの際には上記の情報を含めて
現場の状況を可能な限りお伝えいただければと思います。

 
ご不明な点などございましたら
ダイプロまでご一報ください。

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