株式会社ダイヤモンドプロジェクト

道路カッター工法について

 

身近な道路工事などで目にする事もある この機械・道路カッター。 エンジン式と電動式の機械があり、 アスファルトもコンクリートも切断する事が可能です。

道路カッターとは?

アスファルトの道路やコンクリートの土間・床、駐車場などに下向きに円盤状の刃を入れて、エンジンの力で切断していく工法です。
進行方向を向いて右前側に刃がついており、施工の際には水を使用します。

主な特長
  • 深さ50cmまで切断が可能
  • 類似の工法(ウォールソー)と比べて切断スピードが速く、施工費用も割安
  • ウォールソーのようにレールを設置する必要が無く、すぐに施工が可能
  • エンジン式の場合、電気は不要
  • 電動式の場合、排気ガスが発生しない
懸案となり得る点
  • エンジン式の場合、排気ガスが発生するため換気が必要で、排気が出来ない場所では施工不可能
  • 電動式の場合、最低でも動力200V60Aまたは25KVA以上の発電機が必要
  • 凹凸が大きいところでは施工不可能
  • 機械が非常に重いため、機械自身の車輪または重機で搬入出来ない場所では施工不可能
  • 刃が進行方向の右側についており、壁際や切断ラインの端部などは切断不可能
    ※切断不可能な部分は連続コア抜きやウォールソーで対応可能です。
  • 直線の精度はレールを使用するウォールソーよりも劣る

道路カッターの流れ

1
切断する箇所をお客様に指定していただきます。必要に応じて墨出しなども事前にお願いします。
流れ01

下向き矢印

2
切断面まで道路カッターを運び入れます。段差がある場合はスロープを作る、重機で吊り上げるなどの対応が必要です。
流れ02

下向き矢印

3
切断で使用する水の準備や、切断後に発生するノロ水を集積場所まで排水するためのホースのセットを行います。
流れ03

下向き矢印

4
刃を回転させて切断していきます。
流れ04

下向き矢印

5
数段階に分けてより直径の大きな刃に替え徐々に深くまで切断し、全箇所でご指定の深さまで刃を入れ終えたら施工完了です。
流れ05

用途

  • 屋外にあるアスファルトや土間コンクリートなどをカッターで切断したい場合
  • 基礎を解体する際に、バースターや重機で破砕する際の補助としてカッターラインを入れたい場合
  • 土間に目地を入れたい場合

見積・施工のご依頼前にご確認いただきたい事項

  • 施工する現場のおおまかな場所(市町村レベルまでお教えいただければ問題ありません)
  • およその施工時期
  • 工事で使用する水の現場での支給の可否
  • 機械(道路カッター)の搬入が可能かどうか
  • エンジン式の機械を稼働出来るだけの開けた場所(もしくは換気可能な場所)かどうか
費用例
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