道路カッターとは?
アスファルトの道路やコンクリートの土間・床、駐車場などに下向きに円盤状の刃を入れて、エンジンの力で切断していく工法です。
進行方向を向いて右前側に刃がついており、施工の際には水を使用します。
主な特長
- 深さ50cmまで切断が可能
- 類似の工法(ウォールソー)と比べて切断スピードが速く、施工費用も割安
- ウォールソーのようにレールを設置する必要が無く、すぐに施工が可能
- エンジン式の場合、電気は不要
- 電動式の場合、排気ガスが発生しない
懸案となり得る点
- エンジン式の場合、排気ガスが発生するため換気が必要で、排気が出来ない場所では施工不可能
- 電動式の場合、最低でも動力200V60Aまたは25KVA以上の発電機が必要
- 凹凸が大きいところでは施工不可能
- 機械が非常に重いため、機械自身の車輪または重機で搬入出来ない場所では施工不可能
- 刃が進行方向の右側についており、壁際や切断ラインの端部などは切断不可能
※切断不可能な部分は連続コア抜きやウォールソーで対応可能です。 - 直線の精度はレールを使用するウォールソーよりも劣る