「コンクリートカッターの切断の単価を教えてください。」
と問い合わせを頂くことがありますが
正確に言うと、
単純に単価だけで計算ができません。
ひとつの例として
コンクリート壁にカッターを入れて
壁を撤去する方法をご紹介致します。
![コンクリート切断単価](https://koanuki.com/wordpress/wp-content/uploads/4b1f3ba60c1e4cfef994f7c7ce9840bb-300x225.jpg)
コンクリート切断単価
カッターは丸い円盤状の刃を利用するため
コの字に切り抜く場合の角の部分は
大きく切る(オーバーカット)か
角の部分にコア抜きをする必要があります。
今回は床の部分を傷つけられないことと
残す壁にもカッターを入れてほしくないという
お客さまの要望なので
コーナーボーリングと、ブロック撤去の際に使う吊り穴のコア抜きを
カッターと同時進行で行いました。
![コンクリート切断単価02](https://koanuki.com/wordpress/wp-content/uploads/4e6de230e7f3ff083f477301f0602f62-300x225.jpg)
コンクリート切断単価02
コンクリート切断において、コア抜きやノロ水の養生
切断したブロック撤去方法や、処分方法など
そういった細かい作業にも、それぞれ手間が発生するため
工事全体の概要を理解した上で、全体のお見積りを出して
結果的に「この工事のなかで、コンクリートカッターの単価は???円です」
というような説明になってしまいます。
![コンクリートカッターの単価](https://koanuki.com/wordpress/wp-content/uploads/59a25ef7fbc700a36adc89945678ecd1-300x225.jpg)
コンクリートカッターの単価
詳細を説明するのは面倒くさいかもしれませんが
正確なお見積りを作るために
工事全体の流れと把握は必ず必要になります。
お問い合わせの際には
メールに写真を添付していただいてから
お電話をしていただければ
より話が早くお時間を取らせませんので
現場の写真の準備をお願い致します。