コア抜きとは
円形のダイヤモンドコアビットを使って、コンクリートの壁や床、構造物に穴を開けることをコア抜きと言います。
コアボーリング、コア削孔、コア穿孔とも言います。
弊社のようにコア抜きを行う業者は、建設現場では「コア屋さん」と呼ばれています。
あけられる穴の直径
一般的には25Φ~600Φまで25mm(1インチ)刻みのコアサイズが用意されています。600Φ以上のコア抜きは160Φで花びら状にあける連続コアの方がコストも低く抑えられます。
水を使う湿式と、水を使わない乾式
一般的には水を使った湿式の工事がほとんどです。水を使うことにより粉塵を抑え、ダイヤモンド刃の摩耗による熱も冷ますことができ、作業効率も良いです。切断水を使うのでノロ水というコンクリートを切った灰色の水が出ます。削孔長は、現場にもよりますが10mでも20mでも削孔することが可能です。
乾式のコア抜きは、テナントビルで下階に水漏れの恐れがある場合や、作業場の下で、人が通行する通路になっている場合などで施工します。最近では水を使わない乾式コアも増えてきています。