株式会社ダイヤモンドプロジェクト

ハンドクラッシャー工法について

 

コンクリートを破砕する方法の一つとして、 非常に静かに施工できるのがハンドクラッシャーです。

ハンドクラッシャーとは?

主にコンクリートの壁や床など、厚みが一定の範囲内のコンクリートを、クワガタのハサミのような形状の機械で噛み砕きます。

      
特長
  • 厚さ30cm程まで破砕が可能
  • 100Vで稼働するため、大半の現場で使用可能
  • 大小2つのサイズがあり、小さい方(厚さ20cmまで対応)であれば一人でも施工可能
    ※大きい方(厚さ30cm程まで対応)は最低二人、状況によっては三人で施工
  • 破砕時の音が非常に小さく、夜間作業でも使用可能
  • 事前にコアを開けたりバースター施工したりする事により作業効率アップ
  • 施工時に水の使用が不要
      
デメリット
  • 厚さ30cmを超えるコンクリートは破砕不可能
  • はつりに比べて作業スピードが遅い
  • 多少粉塵が発生する
  • 端部は破砕しきれないため、ハツリが必要となる

ハンドクラッシャーの流れ

1
破砕したいコンクリートをお客様にご指定いただきます。
流れ01

下向き矢印

2
ハンドクラッシャーによる施工の前に、必要に応じて残す躯体と破砕する躯体の間を縁切りします。(縁切りの方法は状況により【コア抜き】【ウォールソー】【ハンドカッター】など様々です)
流れ02

下向き矢印

3
油圧ユニットとアタッチメント(ハサミの部分)を油圧ホースで接続し、破砕する躯体を挟み込み、油圧の力で躯体を破砕していきます。
流れ03

下向き矢印

4
鉄筋を適宜切断し、挟み込める部分を全て破砕したらハンドクラッシャーでの施工終了です。その後、必要に応じてハツリなどを行います。
流れ04

用途

  • 厚さ30cm以下の壁や床を静かに破砕したい場合
  • 厚さ30cm以下の壁や床をほとんど振動無しで破砕したい場合
  • バースターなどで大割りしたコンクリートをより細かく破砕したい場合
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