コンクリート擁壁の解体工事において

近隣に病院があり騒音に対してデリケートな状況のため、静かな解体工法として

静的破砕剤を使用しての解体を施主よりもとめられ、弊社で施工しました。

静的破砕剤

静的破砕剤用のコア抜き

説明書を読みながら400mmピッチに40Φで施工

厚みは躯体の厚みがマチマチだったので

200mm~600mmくらいで、躯体を50mm残すように施工しました。

ブライスター

ブライスターによる静的破砕

短時間で破砕できる、カプセルタイプを利用し

5月だったのですが、メーカーの方から夏用が良いとのことで

夏用のカプセルを使用し3時間待ってみました。

静的破砕後

ブライスターによる静的破砕後の状況

予定の時間になっても割れず、クラックも入らなかったので

さらに3時間養生しましたが、すべての穴でクラックも入らず

翌日も見に行ったのですが、状況は変わらず

結果的にバースターでの再施工となりました。

後日メーカーに問い合わせたところ、うまく割るには経験も必要で

施工前には一度相談して、現場の状況に応じた穴の位置を確認してほしいとのことでした。

また、土を躯体の周囲を1面でも覆っていると、抵抗が発生し

静的破砕剤では割れない可能性があるということでした。

今回、静的破砕剤を利用したのは初めてだったので

もうちょっと勉強と経験を積むことが必要な工法だと認識しました。