東京都品川区にて、L型擁壁の切断撤去工事を請け負い
ワイヤーソーで切断予定だったのですが
バースター工法にて分割し撤去しました。
![バースター工法 バースター工法](https://koanuki.com/wordpress/wp-content/uploads/1f9a9c4eabfb7aaf6507ad1f25976cf1-300x225.jpg)
前段取りとして、分割後に撤去するための吊り穴と
L型擁壁の壁の部分を、垂直に160Φのコア抜きをして
バースターのシリンダーを入れる穴を床に2箇所あけました。
![破砕状況 バースターによる破砕状況](https://koanuki.com/wordpress/wp-content/uploads/bbd8285368a670bdb62d899927c56073-300x225.jpg)
バースターは1つのシリンダーあたり約250tの力で開くことができます。
弊社の使用している
バースターユニットは、「株式会社元機製」のマシーンです。
シリンダーの数を増やせば増やすほど、力は分散されることなく
500t・・・750t・・・1000t・・・と、どんどんパワーアップしていきます。
![鉄筋切断 鉄筋切断状況](https://koanuki.com/wordpress/wp-content/uploads/4211f2447af40102d310b6a10a55262a-300x225.jpg)
細い鉄筋は引きちぎりますが、丸棒や、太い鉄筋はガスで切断します。
コア穴に鉄板とシリンダーを入れ、開いては鉄板を追加し
亀裂を広げていって、ガスで切断します。
バースター工法のもう一つのメリットは、切断したブロックの地切りができることです。
ワイヤーソーやウォールソーなどの切断のみですと、地切りができないため
作業半径ギリギリの重量物は、レッカーで無理をしなければいけないときもあります。
![ブロック撤去2 バースター工法によるブロック撤去](https://koanuki.com/wordpress/wp-content/uploads/efc61837cb42556966e58dca9594dfad-300x225.jpg)
バースター工法は、レッカーを使う前に地切りができるため
撤去当日のレッカーへの負担を軽くし、作業時間を短縮できます。
弊社が今、もっともお勧めする
静かな解体方法です。