株式会社ダイヤモンドプロジェクト

事例紹介

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電動道路カッターによるハツリ補助

地下にある機械室でハツリ補助のためのカッター切断の依頼があり、
排気ガスを出さない電動道路カッターを使用して
施工する事になりました。

埋設物がある箇所には事前に明示をお願いします。

 

埋設物がある箇所は表面の3cmだけカッターの刃を入れました。

 

エンジン式の道路カッターはブレード(刃)が機械の右側にしかセット出来ませんが、
電動道路カッターはブレードを機械の左右どちらにもセット出来るため、
エンジン式に比べて切断可能な箇所が広がります。

 

電動ピックでハツリを行う場合、
ハツリやすいようにカッターで細かく切断します。

 

細かく切断する事により、
ハツリやすいだけでなく時間の短縮にもなります。

 

ハツリ補助という事で、
一部バースターによる破砕も行いました。

 

電動道路カッターは、
これまで排気ガスの問題でエンジン式道路カッターが入れなかった
室内でのカッター切断を可能とするものです。

これにより工事の幅が広がりますが、
最後に1点注意事項がございます。

 

電動道路カッターを稼働させるためには
動力(三相200V)で100Aの電源が必要となります。
現場でご用意が難しい場合は
45KVA発電機を持参する事も可能ですのでご相談ください。

 

それでは、
電動道路カッターを使用した解体工事などのご依頼を
お待ちしております!

高速道路の解体・撤去工事

都内を中心に多い老朽化した高速道路。

今回ご紹介するのは、
この高速道路を片側ずつ通行止めにしながら解体・撤去する工事において、
床版や桁を道路カッターやワイヤーソーで吊り切断・撤去する工事です。

 

こちらは施工前です。
ブロック切断用に白いチョークで墨が出してあります。

 


床版は厚みが300㎜だったため、
作業効率を考え道路カッターによる吊り切断を行い撤去していきます。

 


桁は箇所により形状が様々なため、
形状の影響を受けにくいワイヤーソーによる吊り切断を行います。

 


これらの作業を繰り返し行う事により
老朽化した高速道路の床版や桁を次々と撤去していきます。

繰り返しの作業ではありますが、
高速道路での作業ですので常に緊張感が漂っています。

 

このように、弊社では状況に応じて
様々な物の切断・解体・撤去を行う事が可能ですので、
何かお困りの事がございましたらダイプロまでご一報ください。

カッター入れ

土間やスラブコンクリートの解体・開口や
アスファルト舗装工事などの際には
カッター入れをおこないます。

 

道路カッター

コンクリート床のカッター入れ

道路カッターにはエンジン式と電動式があります。

エンジン式は燃料を入れれば稼働できますが
しっかりとした換気が必要となるため
室内などの密閉した空間での施工には注意が必要です。

 
一方の電動式は機械自体からは排気ガスを出さないため
室内での施工時も安心ですが、
結構な容量の電源が必要となります。
※最低でも45KVA発電機相当が必要です。

また、費用はエンジン式よりも電動式の方が割高になります。

 
このようにそれぞれにメリットとデメリットがあるため、
現場の状況に応じて使い分けています。

 

ロードカッター

エンジンカッターの機械

今回はスーパーの1Fの食品売り場の改装工事で
設備の移設のため床下に埋める配管の取り回しが必要で
部分的にカッター入れを行い
追いかけて重機と人力でハツリます。

 

ハツリ作業

重機によるハツリ作業

道路カッターをはじめとしたコンクリートの切断作業について、
それぞれの現場に最適な機械を用いて
できるだけ早く、安全に、コストを抑えた施工方法を
ご提案いたします。

何かご不明な点などございましたらお気軽にご連絡ください。

歩道橋切断・撤去工事

歩道橋の鉄桁部分だけ残し、古くなったコンクリート床版と地覆部分を切断撤去します。

この工事では、工期を2期に分け、歩道橋の半分を使用しながら、もう半分を撤去リニューアルしていく工事の為、作業スペース、切断水や騒音に対して大変デリケートな工事でした。

防炎シートで樋をつくり、切断水を橋下に落とさないように養生して作業にかかります。

床のカッター

歩道橋の床の切断

狭い作業スペースの中2.9tクレーンとフラットソーを使い、地覆部を1tの大きさに切り分け搬出していきます。

落下防止のジグを設置

ブロックが落ちないように落下防止のジグを設置

切断したコンクリート床版が落下しないように、転落防止用のアンカーとアングルで固定しながら、床版全てを切り置き後、門型治具にて持ち上げ撤去をしていきます。

門型ジグ

門型ジグにて吊り上げ

狭い作業スペースの中、重量物や多くの撤去工が動くので、手順を打ち合わせし計画通りに工事を進めて行く事がとても重要な事となります。

床版撤去後

床版撤去後の現場状況

またこの工事では、新規導入した3D CADを使い、クレーンとフラットソーの位置関係や、切断順序を提案する事により、条件が多いながらも円滑な作業を行えた事で、元請け様からも大きな好感を得られた工事となりました。

栄光橋 -地覆カッター・撤去

フラットソーイング

アスファルトや、コンクリートの床で
比較的フラットな床を切断する工法をフラットソーイング工法と言います。

フラットソーイング

床を切断する機械

10mm以下のデコボコに収まる
比較的平坦な床であれば
エンジンカッター機を使ったフラットソーはとても有効な工法です。

フラットソーイング工法

エンジンカッターを使ったフラットソーイング工法

最大80cmまで切断できる機械もありますが
いきなり80cmの刃を取り付けられるわけではなく
30cm→40cm→50cm→60cm→70cm→80cm
と刃を取り替えて行くので、それなりに切断に時間もかかります。

フラットソー写真

平坦な床はフラットソーで切断できます。

基本はエンジンですので
屋外での使用のみとなります。
排気ガスが出せない屋内でのカッターをご希望の際も
対応は可能なので、お気軽にお問い合わせください。

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