東京都内の生コン会社からの依頼で
コンクリート圧縮試験をするための
100Φ×1mのコア抜き作業です。

100Φ×1mのコア抜き

通常生コンを打つときには
現場で100Φの容器に入れて圧縮試験をするのですが
容器に入れたコンクリートと
実際に構造物にコンクリートを流し込んだコンクリートでは
圧縮強度が違うということらしいです。

1m×1m×1mの供試体

そこで上部の写真のように、実際に1m×1m×1mの供試体をつくり
それぞれ28日、49日、91日に
コンクリート供試体の内側と、外側をコアで抜き
さらにそれぞれを、上部、中部、下部と203mmでカットし
圧縮試験を行います。

コアカッター

通常のコア抜きですと、穴をあけたところに何かを通したりするので
抜いたコアは捨ててしまうのですが
圧縮試験のコアの場合、抜いたコアがとても大事です。
ですから、キレイな波を打っていないコアを採取するため
機械やコアビットも特殊ですが
失敗が許されない作業のため
作業員もそれなりの経験が必要になってきます。

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