巨大なコンクリートの躯体を解体するに当たり、
ワイヤーソーで大きめのブロックに分割してから
クレーンで吊って撤去する。

 
・・・という工事において、
難しい連続コア抜きが必要となったため、
今回はこちらをご紹介したいと思います。

 

もっと引きの写真があればより分かりやすいのですが、
写真右半分のギザギザした壁は
上から下に連続コア抜きをしたもので、
その手前にあったコンクリートは
既にワイヤーソーで切断後、クレーンで撤去してあります。

 

下のコンクリートをまたワイヤーソーで切り出すために
先の連続コア抜きを更に深くまで抜いていく必要がありますが、
コアビット(刃)のサイズが微妙に違うのか、
先の連続コア抜きの穴にコアビットが入らず、
やむなく一から抜き直す事に。。

 

コア抜きの機械をセットをするとこんな感じです。

 

少し違う角度から。
簡単そうに見えるかもしれませんが、
コア抜きのラインをずらせないため、
「競り」を直しながらコアガラから細かい鉄筋片が落下するなどの
トラブルがないことを祈りつつの作業となりました(*´人`)

 

結果、なんとかトラブルもなく抜けました\(^o^)/

 

現場の状況によって
撤去するブロックのサイズや、それに合わせた切断の方法も様々です。

 
ブロック撤去でお困りの事がございましたら、
一度ダイプロまでご相談ください!