株式会社ダイヤモンドプロジェクト

事例紹介

復興支援活動。3日目

宮城県石巻市で、避難所の方々に
「県外でも良いので、住居と雇用の両方を提供できる会社があれば
行ってみたいと思う方はいらっしゃいますか?」

と、聞いてみたところ
ほとんどの方が
「この町で生まれ育ったから、この町を復活させて
この町で暮らしたい」
と考えておられました。

宮城県石巻市女川町

石巻市は漁港の町で、船で漁に出て、市場に上げ
水産加工や、船、網、運搬など、7割以上の人々が
海や漁にかかわる仕事をしているそうです。

仮に船を買っても、市場がダメなら魚を捕ってきても
売ることができない。
市場だけが戻っても、水産加工会社がないと
捕ってきた魚の加工ができない。
加工ができたとしても、運搬する運送会社がないと
魚を運べないなど・・・

どれか一つが無くなると、すべてが機能しなくなるそうです。

だからみんなで頑張って、この町をもとに戻そう
「国にもお願いすることはあるけど
自分たちのできることは、すべてやろう」

本当に強い思いで、1歩1歩進んで行くしかない。
文句言ってたってしょうがない。

東北地方の方々のこういった話を生で聞けて
本当に自分も、もっと頑張らなくてはいけないないと思いました。

わたしの専門職は、コンクリートの切断解体です。
それに伴う建築工事、土木工事で、わたしの周囲の人々に迷惑をかけずに
被災地の方々への、継続的なお手伝いをできるとすれば
公共事業や民間事業として、お仕事を受注し
精一杯のお仕事でお返しするとこだと思いました。

ウォールソーイング工法による石積擁壁の切断

神奈川県横浜市にて
石積擁壁をウォールソーソーイング工法で切断しました。

ウォールソーソーイング工法

ウォールソーイング工法とは、
ダイヤモンドブレードを使って
コンクリートの壁や床などを
静かに、キレイに切断する
コンクリートカッティング工法です。

ウォールソー工法

最大で70cmの厚みのコンクリートが切断可能です。
「どのようなコンクリートを、どのような目的で切断したいのか」
そういったご相談も承っております。
お気軽にご連絡ください。

地質調査 土壌調査 コア

神奈川県横浜市にて
地質調査・土壌調査用のコア抜き工事です。

地質調査 コア抜き

工場の敷地内や、建物の屋内など
コンクリート部分のコア抜きを弊社が請負い
その後、調査会社さんが土を採取し調査します。

土壌調査コア

土間のコンクリートの下に、玉砂利や砕石など
昔に作った建物にはいろいろなものが入っていたり
コンクリート自体の厚みもマチマチです。
発電機や水も、バンに積み込み現地に向かいます。
お見積りや、工法など、お気軽にご相談ください。

道路カッターによるコンクリートの切断

街中の道路工事でよく見かける道路カッター
基本的にはアスファルトが多いのですが
刃を変えてコンクリートを切断する事も可能です。

コンクリートカッター

コンクリートの切断方法はいろいろありますが
道路カッターを使う場合は
キレイで平らな床であることが条件となります。

またエンジンで駆動する機械ですので
かなりの排気ガスが出ます。
換気が悪い室内や、工場内ですと
人体に影響が出ますのでできません。

コンクリート切断

深さは最大で70cmまで切断可能です。
現場にもよりますが、ウォールソーや、ワイヤーソーよりは
施工費を安く抑えることができます。
お気軽にお問い合わせください。

復興支援活動。2日目

今日から、ボランティア団体とは別行動をすることにしました。

私の考えとしては、「どうせやるなら最後までやりたい」と感じました。
最後までとは、町が完全にキレイな町に戻り
「この町の住民たちが、明るい生活を取り戻すまで手伝いたい」と言うことです。

救援物資保管所

おそらく2~3年、もしくは10年以上かかるのかもしれません。
この期間、ずっとボランティアとしての支援は私にはできません。
しかし、自分の生活を守りつつ、自分のまわりに迷惑をかけないように
被災地の方々を支援する方法があるではないかと考えました。

宮城県内の計6箇所の避難所をまわり
避難者の方々とお話をしながら、今後わたしができることを模索しました。

そこで思いついたのが弊社での住居の確保と、雇用でのお手伝いです。

とりあえず国や県で、ホテルや架設住宅を用意したとしても
そこで寝泊まりはできますが、収入が無いので自立した生活はできません。

自分の住みなれた町を離れるのは、つらいことだと思いますが
心機一転、新天地での新しい生活を決断された人へ
弊社の取引先を含め、住居と雇用のお手伝いをさせて頂きたいと思います。

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